オフィスエリア・再開発エリア

【高輪ゲートウェイに見る新たな街の形】品川開発プロジェクトが創る未来

2021.06.24

品川を国際化の拠点とすべく品川開発プロジェクトは始動しました。

2024年の頃の街開きに向けてさらなる開発が進む品川・高輪エリアですが、近い将来に一体どんな姿を見せてくれるでしょうか。

羽田空港の国際化が進み、交通ハブとしてさらに重要な拠点となる品川駅の玄関口、高輪ゲートウェイ駅周辺について掘り下げていきます。

 

高輪エリアの歴史・情報

まず高輪ゲートウェイの「高輪」とはどんな街かご存知でしょうか。
歴史的な背景を踏まえて解説します。

 

・現在はどのような街なのか、エリア情報

高度経済成長期以前より商業エリアとして繁栄した品川駅「高輪口」ですが、現在も駅周辺は商業施設やオフィスビルが立ち並び洗練された雰囲気があります。

高輪は港区のイメージそのままに白金高輪などの高級住宅街をイメージする人が多いかもしれませんが、緑が多く実際の住環境も良好です。

周辺のランドマークとして名高い「グランドプリンスホテル高輪」もその名の通り高輪に位置し、多くの国内外の要人が宿泊しています。

駅周辺が非常に整備されているのでともすると無機質で人工的な印象になってしまいますが、数多くの歴史的建造物が残っており、旧き良き時代の趣を残すバランスのとれた街です。

 

・エリアの歴史

江戸時代には宿場町として栄えた高輪の街ですが、現在でもその名残を残す歴史を感じる建造物や街並みが残っています。

エリア内には「忠臣蔵」で有名な赤穂義士の墓がある「泉岳寺」があり、文化財としても指定されている有名なお寺です。

高台に位置する高輪はかつては海が見える高級住宅街でした。

歴史ある坂道が多く、名前の由来もユニークなものが多いので、周辺を散策しながらはるか昔に思いを馳せるのもまた一興です。

また、城南五山(池田山、島津山、御殿山、花房山、八ツ山)と呼ばれる由緒ある邸宅街は実際の地名としは残っていませんが、今でもそのブランドは健在で住宅の名称に使用されています。

現在は周辺地域には大使館も多く、外国人の姿が目立ちます。

 

再開発の詳細

高輪エリアの歴史や現在の街の様子についてお伝えしてきましたが、ここからは具体的な再開発の情報についてお伝えします。

 

・再開発住所・所在地・最寄り駅

  所在地    東京都港区港南2丁目、芝浦4丁目、高輪2丁目、三田3丁目各地内  
  最寄駅   JR「高輪ゲートウェイ」駅、京浜急行・都営浅草線「泉岳寺」駅  

芝浦や高輪といった主要地域を跨ぎ、都市基盤が整備されることで人の流れが大きく変化するでしょう。

開発の象徴となった高輪ゲートウェイ駅は天井が高く開放があり、日本特有の和のテイストを活かした空間で細部に趣向が凝らされています。

洗練された空間のみならず、構内に導入されているテクノロジーにも注目です。

店内に設置されたカメラおよびセンサーで商品を認識し、購入金額を自動計算してくれる

無人決済店舗や各国の言語で乗り換えを案内してくれるデジタルサイネージなど近未来のムードを感じる仕掛けが満載です。

 

・用途・おおよその面積

1街区2街区3街区4街区
  用 途  共同住宅

各種学校

物販店舗

飲食店

自動車車庫 等

劇場

展示場

集会場

飲食店

自動車車庫 等

事務所

物販店舗

飲食店

地域冷暖房施設

自動車車庫 等

事務所

物販店舗

飲食店

ホテル

集会所

自動車車庫 等

  敷地面積  12,700㎡8,000㎡12,923.96㎡38,300㎡
  建築面積59,000㎡6,400㎡10,601.05㎡31,100㎡
  延床面積149,000㎡31,000㎡206,810.70㎡460,000㎡

開発面積を見るだけでも品川開発プロジェクトがどれほど巨大なプロジェクトがご理解いただけるでしょう。

大きく分けて4つの街区に分けられ、それぞれ建物の用途が異なります。

 

・竣工予定

プロジェクトは2025年3月31日を目処に完了する見込みです。

現在はまだ高輪ゲートウェイ駅の乗降者数はさほど多くありませんが、プロジェクトが進行するにつれ利用者数の増加が予想されます。

周辺の開発も進んでおり、街全体が盛り上がることになるでしょう。

 

・再開発ビルや施設のフロア構成

  1街区

  地上45階、地下3階、高さ173.00m、延べ149,000㎡  

  高層階:国際水準の居住住宅

  中層階:住宅

  1〜2階:インターナショナルスクール

  2街区

  地上_6階、地下4階、高さ_45.00m、延べ_31,000㎡  

  高層階:エキシビション、ラボ、図書館、飲食店  

  地下:ホール

  3街区

  地上31階、地下5階、高さ166.79m、延べ206,810㎡

  5〜31階:オフィス

  4階:生活支援施設

  1〜4階:商業施設

  4街区

  地上30階、地下3階、高さ164.00m、延べ460,000㎡

  7〜30階:オフィス

  6階:ビジネス支援施設 カンファレンス

  1〜5階:商業施設

  地下:コンベンション

泉岳寺2街区を除きすべて30階以上の高層ビルが建設されます。

特に4街区は低層階で連結したツインタワーでプロジェクトの核となる建物です。
※具体的なテナントの発表はまだされていません。

 

・泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業

品川エリアの開発としてもうひとつ注目すべきは泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業です。

高輪ゲートウェイ駅の新設にともない地価の上昇を続ける泉岳寺駅ですが、空港需要の増大にともないその重要性が高まっています。

開発に着手するのは東急不動産および京急電鉄の大手2社でプロジェクトの概要は施設の建設に加え、将来的に2駅間は歩行者デッキで行き来できるようになる構想です。

高輪ゲートウェイ周辺の発展によって利用者数の増加が見込まれる泉岳寺駅を開発することで、都市基盤の整備と街づくりを一体的に進めることが目的です。

 

高輪ゲートウェイ周辺の開発の特徴

開発の概要について解説してきましたが、その特徴についていくつか紹介します。

 

・高輪ゲートウェイ前には巨大な広場が

新設される施設の心臓部には巨大な広場が設けられる予定です。
施設、広場がひとつの街として機能することになり、新たな交流が生まれるでしょう。

将来的にはデッキも建設される予定ですが、広場を介して「泉岳寺」駅へ接続できるのでアクセスが良くなります。

完成後は、まさに開発を象徴する場となることは間違いありません。

 

・2027年のリニア開業後の玄関口として

2027年を目処に品川駅にはリニア中央新幹線が開業する予定です。

東京〜名古屋を40分、東京〜大阪を67分で結ぶ、優れた移動手段の登場でさらに人の流れを加速させるでしょう。

リニア完成後には高輪ゲートウェイ駅のさらなる発展が見込まれ、品川エリアの交通ハブとしての重要性は増す一方です。

 

・パンデミック後の都市開発

人類史上まれに見るパンデミックが起こり、さまざまな問題が起こる中、都市の有り方も見直されています。

建物など物理的なインフラのみならず、人々の暮らしに合わせて都市機能として必要なネットワーク・インフラの整備が求められます。

品川開発プロジェクトを進めるJR東日本もKDDIと協力し新たな派生プロジェクト(空間自在プロジェクト)を進め、新たな時代へ向けた都市の最適化を目指しています。

 

まとめ

高輪ゲートウェイ駅を中心に周辺の開発についてお伝えしてきましたが、非常に大規模な開発であることがご理解頂けたはずです。

特にオフィスビルが建設される品川開発プロジェクトの3街区、4街区は多くの企業から注目されるでしょう。

引き続き新たな交流の場として発展が見込まれる品川・高輪エリアから目が離せません。

 

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