オフィスエリア・再開発エリア

高さ200m超え!地上44階建ての超高層ビルが渋谷に建設予定!

2021.07.22

渋谷駅東口にある渋谷ヒカリエやクロスタワー周辺を開発する「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」が発表されました!

このプロジェクトはA・B・Cの3街区分かれて3つの施設が建設予定となっています。

気になる用途はオフィス利用だけでなく、ホテルや店舗、住宅としても利用できるよう計画されています。

着工は2025年と少し先ですが、プロジェクトの詳細はどのようなものなのでしょうか?

そこで、この記事では

・「渋谷」の歴史
・「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」の詳細
・「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」の計画ポイント

この3つに分けてお話ししていきます。

 

①「渋谷」の歴史を遡ってみよう!

まずは渋谷エリアの建物の変遷について、昭和時代にスポットをあててお話ししていきます!

 

昭和時代の渋谷は「家族で楽しめる街」だった!

現在、「100年に一度の再開発」が進められ、注目を集めている渋谷エリアですが、実は昭和時代中頃も渋谷エリアの開発が盛んだったというのをご存知でしょうか?

1950年代から渋谷エリアの戦後復興と新規開発がスタートし、1956年(昭和31年)には東急文化会館(後身 渋谷ヒカリエ)が開業しました。

この東急文化会館には渋谷パンテオン、東急名画座、天文博物館五島プラネタリウムなどが併設されており、様々な楽しみ方ができる場所として広く親しまれていました。

今ではほとんどが閉店してしまいましたが、渋谷の中心エリアの百軒店(現在の道玄坂2丁目周辺)にはジャズ喫茶も多く立ち並んでおり、今のような「若者の街」ではなく、「若者から家族連れまで楽しめる街」として栄えていたのです。

現在の渋谷区のような街並みになったのは、1964年(昭和39年)頃。

1964年(昭和39年)と言えば、東京オリンピックが開催された年ですが、この東京オリンピックの開催が渋谷エリアに大きな変化をもたらしました。

東京オリンピックの主会場が明治公園(後身 新国立競技場周辺)、第2会場が駒沢公園に選ばれたことによって、新幹線道路や首都高の整備が行われ、大規模な開発が急速に進むこととなりました。

翌年、1965年(昭和40年)には渋谷区総合庁舎や渋谷公会堂が完成し、より一層、文化の薫り高いエリアへと発展していったのです。

 

②「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」の情報を大公開!

ここでは、「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」の詳細についてお話ししていきます。

現在、公開されている情報は下記になります。

・事業名
渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業

・再開発住所
東京都渋谷区渋谷2丁目12番・13番・14番・16番地内

・最寄り駅
JR・東京メトロ・東急・京王「渋谷」駅

・用途
A街区 店舗 等
B街区 事務所、店舗、ホテル、人材育成施設、バスターミナル、熱源機械室、駐車場 等
C街区 住宅、生活支援施設、駐車場 等

・おおよその面積
A街区
敷地面積 約1,700㎡
延床面積 約4,200㎡

B街区
敷地面積 約12,800㎡
延床面積 約255,000㎡

C街区
敷地面積 約4,300㎡
延床面積 約63,000㎡

・着工予定
2025年予定

・竣工予定
2029年予定 

・フロア構成
A街区
階数 地上5階、地下1階
高さ 約50m
構成  低層階 店舗
高層階 上空広場

B街区
階数 地上41階、地下4階
高さ 約208m
構成  低層階(地下含む) 店舗、バスターミナル、熱源機械室、駐車場、広場
中層階 国際水準のホテル、STEAM人材育成施設、住宅
高層階 オフィス(カンファレンス施設やインキュベーションスペース含む)

C街区
地上41階、地下2階
高さ 約175m
構成  低層階 生活支援施設(外国人対応の幼児施設)、駐車場
中・高層階 国際水準の居住施設

 

③「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」の計画ポイント!

実は「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」は周辺環境にも充分に配慮された大規模再開発事業ということをご存知でしょうか?

ここでは特に注目したい3つの計画ポイントを深堀りしていきます!

 

■徹底された防災性と環境対策

【依然と残るエリアの問題】

渋谷駅周辺には建設中の雨水貯留施設があったり、渋谷ヒカリエを帰宅困難者の受入れ施設と定めていたりするため、防災の基盤がしっかり整備されているように思われます。

ただ、開発予定の渋谷二丁目西地区には、下記のような問題点が依然として残っています。
・老朽化している建物の改築が進んでいない
・渋谷駅から青山学院大学、実践女子大学のあるエリアまでの歩行者用道路の安全性を確保できていない

このような問題点を改善し、さらなる防災機能の強化をするということも、プロジェクトの目的となっています。

 

【具体的な取り組み】

  1. 外からの熱負荷を低減する目的として、高性能ガラスの採用、ルーバー等の利用
  2. エネルギーの効率的な利用や省エネルギーを目的として、人感、昼光センサーの採用、より高効率なCGS(熱源より電力や熱を生産し供給するシステム)、DHC(地域冷暖房)、BEMS(ビルエネルギー管理システム)の導入
  3. ヒートアイランド対策として、緑豊かな敷地内広場の設置

B街区に設置予定の緑化された敷地内広場はヒートアイランド対策だけでなく、人々がコミュニケーションをとることのできる場や、憩いの場としても利用することができそうです。
また、災害時には帰宅困難者の受入れ施設としても機能します。

これらの取り組みのほかにも中水や雨水を利用することで、水資源を有効活用するという計画も発表されています。

 

■充実した歩行者ネットワーク

このプロジェクトでは歩行者ネットワークの整備を積極的に行い、誰もが歩いていて楽しい街作りの実現を目指しています。

具体的な内容としては、渋谷駅方面から青山方面へアクセスすることのできる歩行者デッキの整備が行われる予定です。

歩行者デッキの幅員を広めの約8mに設定するだけでなく、エレベーターも設置予定のため、お年寄りの方や車椅子、ベビーカーをご利用の方にも嬉しいバリアフリー設計となっております!

これらは渋谷エリアの特色とも言える「坂道の多い」という問題点の解決につながり、人々が集うことのできる憩いの場へのアクセスがより一層、良好なものとなるでしょう!

 

■道路環境の整備

B街区の地下には約500㎡以上の自動車ターミナルが整備予定となっており、バスとトラックの2つの利用が可能です。

バスターミナルとしては、都市間をつなぐ路線バスや都市内バスだけでなく、各方面への観光バスも発着予定ですので、近場へお出掛けの際や観光目的としても利用することができそうです!

また、B街区とC街区の間には現在、パーキングメーターの設置された区道がありますが、これらをすべて撤去し、荷捌き場(約5台)と一般車の駐車場(約18台)を整備する計画となっています。

特にビジネス利用する方にとって、ビル周辺に一般車の駐車場が設けられる点は駐車場を探す手間が省けますので、かなり助かりますよね!

 

まとめ

この記事では渋谷エリアの歴史や渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業の詳細についてお話しました。

渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業はビルが新設されるだけでなく、周辺の環境整備も含まれているということがお分かりいただけたかと思います。

このプロジェクトの進行によって、交通広場の再編や歩行者ネットワークの強化がされ、街のにぎわいを全体に広げることが可能となるでしょう!

建設予定の建物の詳細はまだ発表されていない部分も多いので、新しい情報の発表を随時チェックしていきましょう!

 

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