サービスオフィスインタビュー

【サービスオフィスインタビュー#6】ATOMica北九州|「この人と会わなかったらこんなこと出来なかったな」そんな素敵な出会いを誰もが味わえる世界へ

更新日:2022.10.14
渋谷駅近!!徒歩5分以内オフィス

ATOMica北九州を運営する株式会社ATOMicaの嶋田氏、塩崎氏に設立背景やサービスについてインタビュー。ただのコワーキングスペースとしてではなく、地域を持続的に盛り上げる出会いを生みだすことを重視する同社のオフィスの在り方についても伺いました。

 

株式会社ATOMica
代表取締役CCO
嶋田 瑞生 氏

1994年、仙台生まれ。
東北大学で加齢経済学を学ぶ傍ら、大学2年次にゲーミフィケーション分野で起業。事業開発を通じて様々なオトナと出会い、そして共創が起きていく面白さに気づく。
大学生に、もっともっとオトナと触れ、キャリア開発を楽しく捉えて欲しいという想いから、地域の居酒屋に学生を派遣し靴磨きを通じて対話と出会いを生む事業を創出し、一時は県内の大学生50名が加入する団体に。その活動が認められSendai for startups!2016にて仙台市長から特別表彰を受ける。
新卒ではワークスアプリケーションズにエンジニアとして就職し、その後ビットキーに転職。江尻、赤沼と共にATOMicaを設立。2022年9月末にはシリーズAファイナンスの1stクローズを完了。

 

株式会社ATOMica
コミュニティリード
塩崎 泰良 氏

 

【株式会社ATOMica】

 

1.株式会社ATOMicaについて

弊社はCEOの赤沼、CFOの江尻、私(CCO嶋田氏)と共に設立しました。私は、大学時代にゲーミフィケーション分野で起業しており、その過程で「この人と会わなかったらこんなこと出来なかったな」と心から思えるような面白い人と沢山出会い、そして人生を面白くしてもらったという強い原体験があります。そんな人生が出会いを通じて飛躍する経験をいろんな人に味わってほしいという思いから弊社を設立しました。

私達は「WISH」=「想い、願い、相談」「KNOT」=「WISHを充たしてくれる誰かとの出会い」と定義し、地域中のWISHを集めて、それを元に1つでも多くのKNOTを生むことを目指しています。コワーキングスペースの運営はその「WISH」を集める手段の一つとして、そこで集めた「WISH」をもとに運営に活かし、ユーザー様に「KNOT」を提供しています。

弊社が運営するコワーキングスペースのユーザー様はありがたいことに年々増えていますが、それは裏を返すとそれだけ「出会い」に対する課題が深く、ニーズが大きかったことの証明ではないかなとも感じています。特に少子高齢化や人口流出を通じて人口が減少している地方都市ではその課題がより顕著であると考えますし、「出会い」が少ないことで地方を中心に「人生が飛躍する機会」が失われていっている状態はかなり問題だと思います。
そこで、私たちが地方でコワーキングスペースを運営し、「WISH」を集めて、「KNOT」を提供することでその課題解決に繋げていきたいです。

 

2.ATOMica北九州について

【ATOMica北九州】

コワーキングスペース「ATOMica」は元々、宮崎市で生まれたモデルです。1号店出店にあたり、その昔、各エリアを分析したのですが、人口規模や東名阪からの移動のしやすさ、行政様のアクティブさ等を見てスコアリングをした所、宮崎市が全国の中でトップ10に入っていました。その時に北九州市もトップ10に入っていたのですが、素敵な百貨店オーナーとの出会いもあって、まずは宮崎市からサービスをスタートすることになりました。

「ATOMica宮崎」を運営する中で、人口40万人のエリアで100%民間運営で黒字化できた実績から、人口100万人の北九州市でも成立するビジネスモデルであろうと確信することができ、「ATOMica北九州」をオープンしました。

【ATOMica宮崎】

「ATOMica北九州」は、2021年2月1日にオープンして以来、年々ユーザー様が増えており、月額会員ユーザー様もいれば北九州市に出張で来たドロップインユーザー様も多いです。プランも月に10日まで利用できるライトのものは勿論、もっと入門者の方向けに月80時間までスキなだけ小分けに使えて、しかも同僚や仲間とシェアできるプランなどユーザー様に合わせて利用できるようになっているため、下は7歳から上は79歳までいろんな層のユーザー様がいます。嬉しいことに、県外から出張で来たユーザー様に、利用後、ATOMicaが地元にもできないのかと言われたこともあり、ユーザー様の満足度は非常に高いと思います。
スタートアップ・ベンチャー企業や法人などにターゲットを絞っていないため、どなたでも利用が可能です。最近では、社会人や学生の勉強場所や地域の方々の趣味の活動場所としても利用されています。

また、「ATOMica」全拠点でユーザー管理ツール「knot PLACE」を導入しており、ユーザー様の施設利用履歴やスタッフとの対話ログを残すことでユーザー様の「WISH」をかんたんに共有し、取りこぼさないようになっています。

「ATOMica」は単なる場所貸しではなく、いろんなコミュニティを作っていくための場所として活用してもらえればと思います。

 

2-1.コワーキングスペース

ソファやカウンターなどを含め100席弱の席を設けています。イベントも開催しやすいようにステージになる場所があるだけでなく、ソファなどは動かせるようにしています。

 

2-2.シェアオフィス・個室

長時間のデスクワークでも疲れないようなオフィスチェアやデスクを用意しています。現在は地元の金融機関や自治体も入居しています。

 

2-3.会議室

12名部屋、8名部屋、4名部屋を時間単位で利用できます。

 

3.入居テナントのための取り組み

ユーザー様の「WISH」を集めるために様々な施策を打っています。
今日はちょうど七夕なので、施設内に七夕仕様の飾り付けをして、短冊にユーザー様の「WISH」を書いてもらいました。季節ごとにこういった施策を打つこともありますし、スタッフが日常の中でユーザー様から得た「WISH」を「knot PLACE」でシェアして、それをイベントに活かすこともあります。ユーザー様が参加するSlackもありますが、圧倒的に対面のコミュニケーションを取る人が多いです。スタッフもユーザー様も「人」が好きな人が多いため、自然と対面のコミュニケーションが多くなっているのだと思います。

 

・MEET@
一般的な異業種交流会をアップデートできないか模索し、ATOMica流にしたものが「MEET@」です。開催前の参加者アンケートとスタッフが普段から収集している「WISH」をもとにどの人とどの人を繋ぐか、話す人数まで考えてマッチングを行っています。月2回開催し、1回はみんなでワイワイ交流し、1回は1on1形式でじっくり交流しているため、所謂イベントとは少し毛色が違うかもしれません。数グループに分けて交流をしますが、その1回単位は15分程度にとどめて少し余韻が残るようにして、「また話したい」と思ってもらえるような工夫をしています。
また、イベント終了後は、スタッフがアフターフォローを行い、もう一度話したい人がいないかヒヤリングをして再度話す場を設けることもあります。弊社が開発した「knot PLACE」と事前アンケートの実施により、当日の場回しがしやすいだけでなく、参加者の満足度向上にも繋がっています。

 

・ATOMatch、1dayATOMatch
ハンズオン型のインターンシップで、「ATOMica」ユーザー様向けというよりも、地域の企業と学生をマッチングさせるものです。「ATOMica」ではユーザー様からの「WISH」を集めていますが、ATOMatchでは法人の「こんな人が欲しい」や「こんな商品を買ってほしい」の「WISH」とそれに対して興味のある学生を繋げて、弊社からレクチャーしたり、メディア発表会の場を設けるなど「KNOT」の提供をしています。
実際にスーパーマーケットさんと一緒に新しいお惣菜商品を作ったり、地元のお茶屋さんと一緒に新しいお茶パッケージを作ったり、はたまた行政様が主催するイベントのPRを請け負ったり、本当に様々なWISHを元に、学生さんと地元企業さんのKNOTを生み出して
地域の会社と地域の学生がコラボしていることが珍しかったこともあり、メディアにも幾度となく取り上げられました。

また、「1dayATOMatch」も実施しており、中高生のキャリア教育のために開発した「ATOMatch」の1day版です。内容は「ATOMatch」と同じように地域の企業と地域の学生をマッチングしたハンズオン型のインターンシップです。

 

4.これからのオフィスの在り方について

オフィスはどんな時代も必要だと思いますが、オフィスに求められる機能が変化してきていると思います。オフィスが黙々と作業する場所から、誰かと何かをする場所になりつつあるのではないでしょうか。1人で作業するものはリモートでも可能ですが、話題や双方のコミュニケーション能力によっては、特定の会議や1on1は対面でないと意思疎通が難しい場合もあり、コロナ禍により会うことの尊さがでてきていると思います。
企業である以上、利益を求めるため最適効率を考えた方がいい場合もありますが、オフィスに関しては誰かと一緒の空間にいることで仕事が捗ることが多々あります。

また、今後は全てのオフィスがコワーキング化していくのではないかと思っています。例えば、今回のこのインタビューは1人ではできないですし、ホワイトボードミーティングのためにオフィスに出社することがあるように、対話が必要なシーンに示し合わせたようにオフィスに行くことがあるのではないでしょうか。そんな風に毎日必須で出社するというわけではなく、必要な時だけ誰かと一緒に何かをするために出社するようなコワーキングスペースのような役割に変わっていくと思います。カルチャー醸成の問題から一定オフィスは必要だと思いますね。

2019年6月に第一拠点ができてから、地域に出会いを通じて価値を届ける活動が少しずつ形になってきたと感じています。今後、「ATOMica」としては、私達が運営する拠点をちゃんと地域共創の拠点として育てていきつつ、更に日本中の同じような想いを持つユーザー様やスペースを結んでいくプラットフォームを作っていきたいと考えています。現在は直営店旗艦店の宮崎と北九州に加え、地域の行政様や事業者様から運営を受託しつつご一緒に拠点開発を進める共創型拠点が増えていまして、2025年までに122拠点の開所を目標に掲げています。これからも日本中のヒト・モノ・コトの可能性を飛躍させるような出会いを、各地域に生み出し続けていくべく、様々な取り組みを進めていきたいなと思います。

 

5.編集後記

株式会社ATOMicaの設立背景や展開するサービス、取り組みについて伺いました。「人」と「人」の関わりを重視する同社が「WISH」を集めて、「KNOT」を提供する「ATOMica」では新たな体験をできるかもしれません。
今後拡大する同社の新たな拠点が楽しみですね。北九州市、宮崎市に行く際は「ATOMica」にも足を運んでみるといいでしょう。

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