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建物の基礎の違いによるメリット・デメリット紹介!

2021.12.06

1.布基礎

1−1.構造

建物の底部分に支柱をつけて、その支柱で支える構造です。

支柱の間の隙間に防湿材を入れることもありますが、柱の役目は果たさないのであくまで防湿作用があるだけです。そのため、布基礎は点状に支える構造となります。

 

それぞれの支柱の深さや底盤の幅には規定があり、建物の階数によって異なります。点状で支えるため、一部だけ耐震強度が高い部分が出ることもあります。

 

▼建築基準法の規定

  • 地面からの高さ・・・30cm以上
  • 厚さ・・・12cm以上
  • 根入れの深さ・・・24cm以上
  • 底盤の厚さ・・・15cm以上

※RC造・SRC造・W造など構造によって規定が異なります。

 

1−2.メリット

ベタ基礎よりも強度が強い部分がある

ベタ基礎に比べて建築コストを抑えられる

 

1−3.デメリット

ベタ基礎に比べて建物自体の耐震性が低い

シロアリ被害を受ける可能性がある

 

2.ベタ基礎

2−1.構造

木造建築物の多くは布基礎で建築されており、建物の底部分を鉄筋コンクリートで埋める構造です。底部分をコンクリートで埋めるため、建物を面で支えることができ、耐震強度が高い構造です。

 

▼建築基準法の規定

  • 根入れの深さ・・・原則12cm以上
  • 底盤の厚さ・・・12cm以上

※RC造・SRC造・W造など構造によって規定が異なります。

 

2−2.メリット

耐震性に優れている

防湿効果がある

 

2−3.デメリット

寒いエリアには向いていない

布基礎に比べて建築コストが高くなる

 

3.独立基礎

3−1.構造

建物の柱の下部分に独立した基礎を設ける構造で、柱の下にしか基礎がない状態になります。

古民家など昔からある建物に採用されている基礎ですが、住宅以外の建物の多くは独立基礎を採用しているケースが多いです。

 

例えば、ショッピングモールや大規模ビルの場合、ベタ基礎にすると基礎だけでかなりの重さになってしまい、地面が耐えられない可能性が出てきます。そのため、独立基礎を採用し、耐震強度を高める工夫を行っていることがほとんどです。

 

また、柱に独立した基礎を設けるため、斜面に沿って建築する際も独立基礎を用いるケースがあります。

 

3−2.メリット

コストを抑えられる

大型建築物に向いている

 

3−3.デメリット

シロアリ被害を受ける可能性がある

独立基礎だけでは耐震強度が低い

 

4.まとめ

日本の建築物で多く採用されている基礎の違いとメリット・デメリットを紹介させていただきました。

日本は比較的地震が起きやすい地形のため様々な耐震の工夫が施された建物があります。基礎の種類によっては耐震強度が弱いものでも、地中で柱を結ぶなどして強度を上げることができます。

耐震性を考慮する際に建物の基礎にも目を向けるといいでしょう。

 

▼耐震基準の違い

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