自治体インタビュー

【自治体インタビュー#14】青森県弘前市|りんごの生産量全国の約20%を誇る名産地

2022.08.01

青森県弘前市の産業育成課の黒田氏に弘前市で働く魅力や企業誘致への想いを伺いました。弘前市は津軽藩弘前城の城下町として発展し、歴史的に見どころが多く人気のエリアです。

 

青森県弘前市
産業育成課
主査
黒田 麻美 氏

 

1.弘前市について

 

1-1.特徴

弘前市は青森県の南西部に位置し、東に八甲田連峰、西に岩木山、南に世界自然遺産である白神山地を擁する自然に恵まれた環境が特徴的です。
夏から秋にかけての冷涼な気候がりんごの生産に適しており、その生産量は全国の約20%を占め、日本一のりんごの生産地となっています。
弘前駅からバスで20分の「りんご公園」は80種約2,300本のりんごの木を有しており、収穫などの作業体験ができます。

 

画像出典:弘前市りんご公園

 

1-2.観光エリア

弘前市は青森空港や新青森駅からアクセスが良いため、毎年多くの観光客が訪れています。特に、 毎年4月下旬から5月上旬にかけて開催される「弘前さくらまつり」は、毎年多くの観光客が訪れます。
中でも、散った桜の花びらが濠の水面に浮かぶ様子は、まるでピンク色の絨毯が水面に敷かれたように美しい光景であり、まつり会期の中でもほんの数日しか見られないことから、その様子を何度でも見たいとリピーター客が集まるほどです。

 

画像出典:じゃらんニュース

津軽の夏の夜空を彩る「弘前ねぷたまつり」は、『三国志』や『水滸伝』などを題材にした、勇壮で色鮮やかな武者絵が描かれた扇ねぷたや、組ねぷた大小合わせて約80台が市内を練り歩く伝統行事です。
また、令和4年は、弘前ねぷたが初めて文献に登場してから300年という節目の年となっています。

 

画像出典:旅東北

 

1-3.お試しサテライトオフィス

弘前市は城下町としての歴史を持つこともあり、中心市街地には多くの商店が立ち並んでいます。一方で、過去に商業施設や飲食店等であった空き店舗も増えているという実情があります。
そこで、平成28年度に総務省の「おためしサテライトオフィスプロジェクト」モデル団体に選ばれて以降、お試しサテライトオフィス事業を継続しており、現在は、商店街の中に、地方への事業展開を検討する企業によるお試し勤務が可能なオフィスを整備し、中心市街地へのオフィス誘致にも取り組んでいます。

画像出典:地方創生テレワーク

【弘前市お試しサテライトオフィス】

 

2.弘前市で働く魅力

弘前市は四季それぞれにまつりがあり、春夏秋冬を体感できる地域です。

また、弘前市の西側に位置する岩木山では、冬はスキー、夏は登山、年中温泉を楽しめる、そんな場所でもあります。
弘前市は、市民や企業、大学、行政など「みんな」が一丸となって、地域を担う人材や新しい魅力、地域コミュニティなど新たな「ひと・もの・こと」を創り出し、先人から受け継いだ弘前の美しい自然と風格ある歴史・文化とともに「みんな」を次世代へつなぎ、『あずましさ』が実感できるまちを目指しています。

『あずましさ』とは、津軽弁で「心地よい」「安心できる」「落ち着く」などの複数の共通語を一言で表現できる奥深いニュアンスを持った、津軽の人にとって大切な言葉です。
笑顔で暮らせる「豊かさ」や人とのつながりから生まれる「幸福感」が得られる、 誰もが住みよいまちになりたいという思いを込めています。

是非、弘前へ『あずましい』を体感しにきてください。きっと、2度・3度と訪れ・・・そしてずっと住みたくなるはずです。

 

3.企業向け助成金制度

【弘前市補助金制度】

オフィス環境整備促進費補助金
オフィス環境を整備する際のイニシャルコストや人材育成に要する経費の一部について支援しています。

・オフィス環境整備
情報通信業及びコールセンター業関連企業が本市へ進出する際のオフィス整備費の一部を補助しています。

①補助対象者 情報通信業又はコールセンター業を営む誘致企業(市の誘致認定から1年以内)
② 補助率等1/2(上限額:2,500千円)
③ 対象経費内装工事費及び設備工事費(什器・備品購入費、設計費並びに消費税等は対象外)

・人材育成支援
企業が本市に進出した際の、人材育成に要する経費の一部を補助します。

①補助対象者 情報通信業又はコールセンター業を営む誘致企業(市の誘致認定から1年以内)
② 補助率等1/2(上限額:500千円)
③ 対象経費 営業上必要な知識の習得及び能力の向上に資する研修等を受講又は実施する際の経費 (受講料、研修実施のための交通費、講師謝礼、会場費等)

「進出検討企業視察旅費助成金」
・対象企業
①青森県外の企業であり、市の誘致認定基準に該当する業種(製造業、情報通信業等)
②事前に市と視察内容について協議している。
③人材確保又は事業所開設候補物件に関する情報収集を行う。

・補助対象経費及び補助金額
当市への視察に係る旅費の実支出額の合計額の2分の1(上限額:一社あたり50,000円、一人あたり25,000円)

 

4.最後に

弘前市はとても魅力のある街ですが、他の地方都市と同じく、人口減少・少子高齢化が課題となっています。
進学をきっかけに市外に行ってしまい、そのまま市外で就職するケースが多いのが現状です。

私の仕事は、弘前市に住み続けたい学生が、希望する職種に就けるような企業を誘致し、市内での就職の選択肢を増やすことで、県外就職の選択肢を減らすことだと思っています。
弘前市では進出した企業に対して、オフィス環境整備人材育成などの支援を最大限行っており、進出企業の支援をすることにより市全体の活性化につながると期待しています。

また、企業の操業環境について国・県や近隣市町村などと連携を行い強力なバックアップ体制を整えており、進出する企業にとって最善のサポートができるようにしています。
弘前市、そして青森県全体で企業の進出に全力で取り組んでいるため、新たな立地場所をお探しの際はぜひご検討ください。

 

5.編集後記

今回は青森県の南西部に位置し、りんごの名産地で知られる弘前市に取り組んでいることを伺いました。
企業誘致支援に力を入れており、今後活気あふれる地域になるでしょう。企業誘致について青森県全体で積極的に取り組んでおり、進出の際は検討に入れてみてはいかがでしょうか。

 

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