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学生におすすめの企業・ビジネスコンテストやアクセラレータープログラム

2021.11.05

学生起業、社会人になってからの起業など昔と比較すると「起業」というものに対して積極的なビジネスマンが増加しています。

起業するにあたっては、アイデアにもよりますがまとまった資金や、その領域のプロフェッショナルからの助言などが必要なことも。今回は起業を考えている方に向けてアクセラレーター、ビジネスコンテストについてご紹介していきます。

1 アクセラレーターとは

アクセラレーターとは、スタートアップのように新しく起業した会社と大手企業等が連携し、知識や設備等をスタートアップに提供することで事業の発展を支援・サポートするもの。スタートアップの斬新なアイデアと大手企業のノウハウが融合し、新事業の成長やオープンイノベーションを促進します。

アクセラレーターの語源は英語で「加速させるもの」といった意味があり、スタートアップの事業を加速させるという意味で使用されるようになっています。

この意味からもアクセラレーターがスタートアップを支援するのは数週間~数ヵ月ほどの短い期間であることも多く、この間に事業の加速的成長を図ることを目的としています。

 

1-1 スタートアップの成長段階によって分類されるアクセラレーター

スタートアップの成長段階には、シード(準備段階)・アーリー(事業を起ち上げ軌道に乗るまで)・ミドル(事業の浸透)・レイター(安定した土台ができている)と大きく分けられます。この段階の中で、アクセラレーターは特にスタートアップの成長が期待できるシード~アーリーにおいて支援を行うことが多い傾向にあります。

特に、事業の準備段階におけるシードの時期に支援するものシードアクセラレーター、スタートアップが事業をさらに拡大していくミドル以降に支援するものをスケーラレーターと分類することも。

 

1-2 アクセラレーターとインキュベーター・ベンチャーキャピタルとの違い

アクセラレーターと同様に、スタートアップの支援を行う組織やビジネスとして、インキュベーターやベンチャーキャピタルがあげられます。まずインキュベーターとの大きな違いは支援の対象や期間が挙げられます。

インキュベーターは、特にシード以前のスタートアップを支援する場合を指し、新たな事業の創出・育成を促して起業をサポートすることに主眼をおいています。インキュベーターは、英語で「孵化・育成させるもの」等の意味を持つことから、まだ起業に至らないアイデアのみの段階で、起業までの道を支援することに該当すると言えるでしょう。

しかしアクセラレーターとインキュベーターを明確に分けることはせず、アクセラレーターが支援する工程にインキュベーターのプランを組み込むこともあります。

一方でベンチャーキャピタルは未上場企業への投資と考えましょう。ベンチャーキャピタルとは、未上場企業への投資を意味しており、将来の成長を見込めるスタートアップに投資して、将来的に大きなリターンを受けることが目的のビジネスです。

つまり、投資する側はスタートアップが成長して大きな利益を出せば、その分多くのリターンを得ることができるため、スタートアップの成長を積極的に支援するという構図です。そして、未上場企業の成長を促し上場に導き、株価を上げて利益を得ることが最終目的であることから、投資家は投資先の企業の経営にも深く関わることとなります。

 

 

2 アクセラレータープログラム

2-1 Panasonic Accelerator

出典:https://www.01booster.com/program/panasonic/

大手電機メーカーのPanasonicでは、「A Better Life (より良いくらし)」をコンセプトに掲げ、アクセラレータープログラムに参加する企業を募集しています。例えば、以下のような分野で新たなビジネスの創出を目的としています。

  • データの有効活用によるワンランク上の空間サービス
  • 建築業界におけるデジタル化や革新的な技術の導入による作業効率向上
  • 持続化社会を見据えた省エネなどのサービス

上記のように、暮らし全般を変えていく試みを、スタートアップと一緒に創り上げることを目指します。

 

2-2 BusiNestアクセラレーターコース

出典:https://businest.smrj.go.jp/course/accelerator-4/

「BusiNestアクセラレーターコース」は、中小企業基盤整備機構が実施します。プログラムで取組む目標は、以下のようなものです。

  • 中小企業および地域が抱えている課題を解決するプラットフォームの確立
  • テクノロジーを導入したサービスなどの創出

事業のアイデアは、ビジネスや地域環境を改善する仕組みや、テクノロジーによる各種サービスシステム構築など、テーマに沿った斬新なものであれば基本的には制限はありません。

 

2-3 X-HUB TOKYO GLOBAL STARTUP ACCELERATOR OUTBOUND PROGRAM

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000071241.html

日本貿易振興機構(ジェトロ)では、東京を世界と対等に競争できるグローバルな都市に成長させることを目的としたプログラムを打ち出しています。スタートアップが提携するのは海外の主要都市に籍を置く企業。現在募集中もしくは募集予定のプログラムには以下のようなものがあります。

  • ニューヨークコース:ニューヨークで培われたマーケティングノウハウに特化した企業や、既存事業と革新的技術の融合を求める企業と提携し、アメリカでの事業展開を目的とします。
  • シリコンバレーコース:IT企業が集中するシリコンバレーにおいて、有益なビジネスモデルやプレゼンのブラッシュアップなどを行い、資金提供およびパートナー選出を目標にプログラムを進めます。

 

 

3 ビジネスコンテスト

ここからはビジネスコンテストについて触れていきます。ビジネスコンテストでは学生~社会人まで幅広く参加し、成績優秀者には資金や設備などのサポートが提供されます。このコンテストは「ビジコン」と略されており、参加者はビジネスプランの質や魅力などを競います。

ビジネスコンテストでは参加者がさまざまなビジネスモデルを考え、プレゼンテーションして競い合います。一流企業や学生団体、東京都や神奈川県など多くの地方自治体なども主催しており、テーマもさまざま。コンテストで優勝や入賞したビジネスモデルには実際に事業を行うための資金や設備などのサポートが提供されることもあります。

企業に属している人向けのものから起業家向けのもの、学生向けのコンテストまで参加条件はさまざまです。起業を目指す学生はもちろんですが、一般企業に就職をする人にとっても貴重な体験を得ることができます。

 

3-1 GSEA 大学生起業家アワード

出典:https://www.gsea-japan.org/

大学に通いながら既に起業している学生達のためのコンペティションとしてスタートしたコンテスト。 The Global Student Entrepreneur Awards (GSEA) は1998年、アメリカ、セン ト・ルイス大学で始まりました。

現在はEOという起業家団体が運営しています。

先輩起業家である運営メンバーによる大会参加へのフォローやメンバーとの交流もありますが、なんといっても海外の学生企業家の友人を作れるのが魅力的。

ワシントン大会に参加する日本代表を決めるべく、2021年中に東京、大阪で行われる国内予選への参加者を募集しています。 日本国内決勝で勝ち抜いた1名が、2022年度世界大会へ参加することが可能。

世界大会の賞金は1位がUS$25,000、2位US$10,000、3位US$5,000です。 参加費はもちろん不要。会場までの航空運賃、ホテル代もEO側で負担します。

 

3-3 40億人のためのビジネスアイデアコンテスト

出典:https://www.icnet.co.jp/fourb-bizcon/

これまで約30の企業が協力してきた、社会課題解決型のビジコン。主に発展途上国に関するビジネスプランが中心であり、優勝者には最大300万円の資金が提供されます。

当ビジコンは高校生部門・起業部門の2つに分けられているため、学生~社会人まで幅広く参加できます。ファイナリストの事業化率が約80%と高い点も、起業を目指す方にとっては魅力的なポイントでしょう。

 

3-4 TOKYO STARTUP GATEWAY

出典:https://tokyo-startup.jp/

TOKYO STARTUP GATEWAY(TSG)は、テクノロジーから、モノづくり、ソーシャルイノベーション、リアルビジネス、グローバルを見据えた起業など、分野を越えて、「東京」から世界を変える若き起業家を輩出するスタートアップコンテストです。具体的なビジネスプランがなくても参加でき、応募資格は15歳~39歳と幅広く設定されているため、参加のハードルは比較的低いビジコンと言えます。

最優秀者には100万円、優秀者には50万円の資金が提供される点も魅力的です。またファイナリストに残ると協力企業のサポートも。起業家や投資家が全面的にプランをサポートしてくれるのも嬉しいポイント。

 

3-5 グローバル エンタープライズ チャレンジ

出典:https://www.entreplanet.org/GEC/

高校生を対象とした、チーム制のビジコンです。ビジネスプランを持ち込む形式ではなく、ビジコン当日に与えられた課題を12時間以内に解き、その解答の質を競うというちょっと珍しいタイプ。

このビジコンは国内予選で優秀な成績を収めると、世界大会へと出場できる点が特徴です。世界大会で好成績を収めたチームには、トロフィーが授与されます。

応募は毎年1月に始まり、世界大会まで約半年の間開催されるビジコンなので、参加を希望する場合はスケジュールを確保しておきましょう。

 

3-6 NICeなビジネスプランコンテスト

出典:http://www.nice.or.jp/archives/43105

「つながり力で、日本経済と地域社会の未来を拓く!」をスローガンとした、日本政策金融公庫で開催されるビジコンです。ケンテックシステムズなどが協賛企業であり、2017年までに4回ほど開催されました。

このビジコンの優勝者には、協賛企業からのサポートや賞金10万円が授与されます。法人・個人問わず誰でも参加でき、すでに事業化しているビジネスプランも対象に含まれるので、起業家だけではなく経営者も参加できます。

 

3-7 キャンパスベンチャーグランプリ

出典:https://cvg.nikkan.co.jp/

キャンパスベンチャーグランプリは1999年に大阪で開催したのが始まりです。 現在、全国8¥8地域(北海道、東北、東京、中部、大阪、中国、四国、九州)で展開しています。

キャンパスベンチャーグランプリ出場をきっかけに 起業して活躍しているビジネスマンも多く、“学生起業家の登竜門”として知られています。 地域大会を勝ち上がった学生は「全国大会」で「経済産業大臣賞」「文部科学大臣賞」を目指します。

 

 

まとめ

今回はアクセラレーターやビジネスコンテストについてご紹介してきました。

アイデアをしっかり固めてから臨むべきものや、アイデア段階で参加可能なイベントまで多種多様です。自身のプランや地域、ビジネスモデルに合わせてイベントを探してみてくださいね。

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