VCインタビュー

【VCインタビュー#13】XTech Ventures株式会社|前職で培った課題解決力を持って起業家と伴走する

2022.05.19

リクルートコミュニケーションズ(現:株式会社リクルート)にて業務設計職を経てVCとして転職した鈴木氏。転職のきっかけや、VCとしてどう起業家と向き合っているかなど伺いました。

 

 

XTech Ventures株式会社
アソシエイト
鈴木 かおり 氏

 

【XTech Ventures株式会社】

 

1. XTech Venturs株式会社について

1-1.特徴・強み

手嶋・西條という事業・上場経営者の経験がある代表パートナー(GP)をはじめ、事業会社出身のメンバーが多く、事業家も起業家も人、という目線でやっています。VCとして起業家と対峙しなくてはいけない場面と、事業をつくる側、進める側としての目線とを行き来しながら、様々なトラブルや計画通りいかないこともある、その上でこうやっていこう、と起業家の皆さんに寄り添った会話や提案などを行っているのは、ならではないかと考えています。

 

1-2.どういったスタートアップに投資を?

ステージは、シード及びアーリーを主なターゲットとしていますが、投資分野は敢えて絞っていません。フラットにその人やチーム、積み上げてきた実績・プロセスが持つアセットを見ています。起業家の皆さん自身が持つ事業・会社成長のインサイトを元に、BtoBからBtoCまで幅広いスタートアップへ投資実行をしています。

 

1-3.投資する際のポイント

起業家やそのチームメンバーの方々が、どの領域でどんなインサイト・仮説を持って挑戦しているかに尽きます。私たち側でもリサーチを重ねて、仮説を立てて起業家に質問をぶつけながら、起業家が描く世界観を我々も同じ目線で一緒に走っていけるかを大事にしています。また、各個人キャピタリストの持論もプラスしてその事業や人を推せるか、という視点を持っています。

 

1-4. インキュベーションプログラム「X-Gate」について

2022年4月から弊社主催のインキュベーションプログラム「X-Gate」がスタートしています。「資金調達前に、VCとどう付き合うか・利活用するか」をテーマに、主に起業準備中・プレシード段階でVCからの資金調達前のステージの起業家を対象にしたプログラムです。代表パートナーの手嶋・西條をはじめとしたVC側の情報や知見、ネットワーク等を最大限に利活用することが可能です。

半年間で資金調達を実現する前提で、 1社につき1人、弊社のキャピタリストが担当としてつきます。月1のMTGなどではなく、一緒に働きながらこういうことをやるのはどうかという提案をしています。今後も半年スパンで開催していくので、是非注目してほしいです。

また、オフラインイベントも実施していきたいと思っており、スタートアップや関係者が、東京駅に来たついでに寄ろうかなと思ってもらえるような場所になるよう、どんどん仕掛けていきたいと思っています。

 

 

 

2.鈴木氏について

2-1.VC業界で働いている理由

実は、そもそもVCというお仕事があるということすら知りませんでした。

前職はリクルートコミュニケーションズ(現:株式会社リクルート)にて6年間業務設計職をしていました。内容は社内コンサルティングのような立ち位置で、やりたいことや困りごとがある部署組織や人の話を伺い、課題解決の提案と伴走を行います。理想を明確にして、今の状況や問題から課題を整理し、どうしたらそれを実現できるかを情報収集しながら設計し提案をした後、現場装着とフォローまで一緒にやりきるポジションでした。常に新しい知見・経験を増やせることや、やりきった暁にはまた次の相談をもらえることがやりがいで、とても楽しく働いていました。

そんな中、自身の結婚を機にこの先自分はどう働きたいのかを改めて考え始め、夫が起業家で、起業がいかに面白いかという話をよく聞くなかで、自分が起業するとしたら何をするかを妄想するようになりました。ただ、前職での経験やその時の感情を思い返してみると、誰かが実現したい世界観を創るサポートをする役割の方が自分にはフィットするのではないかと思い、VCという仕事を選択しました。
VCという仕事は夫から聞いて知ったのですが、その後自分で情報収集をしたり、VCの方に直接お話を伺う機会もあり、非常に魅力的な仕事だと感じました。今までよりもっと広い領域で、世界中の色々な方と一蓮托生でビジョンを大きくしていきながら、今までの経験も活かせる、まさに自分がやってみたいと思っていた仕事でした。

 

2-2.事業家との付き合い方

「何をしてほしい」という言語化も時に面倒なこともあるのでは?難しいと思っているので、こちらからこういう風なアプローチでご協力できるのでは?と提示したり、私の方で何ができるのか、ここは手伝える、ここはお願いしますと提案もしていきます。

また、家庭でのパートナーが起業家であるという点では起業家の方の機微も理解できる部分と、自分が前職スタートアップ界隈でないところにいたことも踏まえて、もし家族の方に理解してもらわなくてはいけないなどで困っていることが出てきた場合は、、私が話しに行きます!(笑)そういった部分もお手伝いできることは、他の方にはあまりない強みでは、と思っております。

 

2-3.最近注目している業界

気候変動問題によりゲームチェンジが起こっていく領域と、不動産業界の2つです。

1つめの領域は、小さい頃から環境問題に触れる機会が多く気になっていた領域で、海外各地を訪れる中でアマゾンの熱帯林が草原になっていたり、インドネシアの離島の珊瑚が一切なくなっていたりと、美しい自然がなくなっているということが多々ありました。今までは寄付をするくらいしかできることがなかったのですが、VCという仕事を通じて気候変動問題に貢献できればと思っています。現時点でこの分野は弊社で担当している起業家がいないので、その領域に踏み込むことは私にとっても会社にとっても新しい知見・経験が増えると考えています。

そして、2つめとして不動産・建設業界に注目している理由は、市場に対してまだ挑戦の余白が大きそうであり、色々なことができそうな部分に注目しています。

 

3.今後の展望

強いこだわりや熱い気持ちをお持ちの方とお会いして、ディスカッションしていきたいです。注目業界で挙げた領域でなくとも、もちろん大丈夫です。私個人として、その事業をどうやって実現できるのかを考えることが凄く好きなので、皆さんのサポート役として頼りにしてもらえるように、私自身も日々レベルアップしていきます。

 

4.編集後記

前職の経験をフルに活かしてアソシエイトとして活躍している鈴木氏。お話をお伺いする中で、起業家にとって最高の頼れるパートナーになると感じました。熱い想いはあるものの、何から手をつければいいのかわからず困っている方や、プロからのアドバイスを聞きたい!という方は、是非鈴木氏に相談してみてはいかがでしょうか。

 

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