イノベーション創出のペースを上げるためのオフィス空間|【移転インタビュー#68】LocationMind株式会社

更新日:2022.12.21

 

位置情報にまつわる技術を駆使してサービスを展開するLocationMind株式会社の桐谷氏、浅野氏にインタビュー。イノベーション創出のためにはオフィスが必要と考える同社がどのように移転を検討したのか伺いました。

右:LocationMind株式会社

代表取締役CEO

桐谷 直毅 氏

 

左:Chief Admin Officer 弁護士・公認会計士

浅野 信介 氏

 

LocationMind株式会社

 

<事業内容及びサービス概要について>

空間情報工学の分野で第一線の研究を行う東京大学柴崎亮介研究室発の技術ベンチャーです。位置情報を通じて様々な産業や機関が持つユニバーサルな課題に挑戦しています。

 

【LocationMind xPop】

幅広い人流分析ニーズに応えるSaaSダッシュボード。人流を総体的かつ統計的に分析し、個々のお客様の需要にあわせてカスタマイズしたWebダッシュボードとして提供します。COVID-19・鉄道・小売など様々なテーマごとに作成し、お客様の持つデータなども取り込むことが可能です。

 

【Mobmap】

人流データを動画のように時系列で分析できるツール。柴崎研究室時代から世界中で利用されたツールをさらに強化して提供。データ分析者から、データの可視化に利用したい方まで幅広くご利用頂いています。

 

オフィス移転前

オフィスを移転するきっかけ

会社の規模が大きくなり、収容能力に限界を感じたこととセキュアに話せる空間が必要と感じたため移転を検討しました。

以前のオフィスは26坪の2フロアに分かれており、部署ごとに分かれて使用していたため部署で分断されてコミュニケーションが取りづらいだけでなく、各フロアのキャパシティに限界がありました。

それぞれのフロアに会議室がありましたが、別の用途で使用していたため会議室としてのスペースはありませんでした。弊社はオンラインミーティングが多いのですが、執務スペースで行っており、ハウリングしたり隣のミーティングの声が聞こえる状態だったため、社員だけでなくお客様にもストレスを感じる環境だったと思います。

 

また、採用計画を立てる中で採用してから移転を考えるのでは遅いと考え、移転をして採用を強化しようとしたことも移転理由の一つです。

 

物件選定の条件

セキュリティがしっかりしているかどうかや坪単価など細かい条件だけでなく、2つに分かれていたフロアをワンフロアにまとめられることと秋葉原駅から徒歩10分以内でも検討していました。秋葉原駅から徒歩10分以内とした理由は、今回の移転で拡張するだけでなくコミュニケーションの課題を解決することも狙いとしていたため、社員の多くがつくばエキスプレス利用者で出社しやすいように考慮したからです。また、自転車通勤の社員もいるため、駐輪場が近くにあると尚良いと考えていました。以前はエレベーターに自転車を乗せて、オフィスに持ち込んでいたのですが、今はこのオフィスの近くに駐輪場を見つけたのでそこに駐輪しています。

フリースペースと執務スペース

 

そして、今回は社員が来たくなるオフィスにしたかったため、内装にこだわることができるオフィスであることも条件でした。IPPOの上田さんにいろいろなパターンのオフィスを提案してもらい、それを元に社員にヒアリングしたところ駅近で古いオフィスよりも、少し歩いて綺麗なオフィスの方が出社したいという声がありました。そのため、駅近や設備などの条件だけでなく、内見時の雰囲気も重視していました。

 

複数物件をまとめて内見させていただいたのですが、徐々に条件に合致する物件を内見することができ、この物件に決めたのは上田さんの提案の仕方がよかったのも影響しているかもしれません。図面だけを社員に見せてヒアリングしてもイメージが湧かないと思ったので、各部署の社員に内見に同行してもらいました。その中でこの物件がいいという声が多かったです。

 

オフィス移転時の状況について

会議室 左:浅野 氏 中央:桐谷 氏 右:IPPO上田

 

上田さんに仲介していただいたこともあり、契約周りで大変だと感じたところはないです。前々から上田さんには相談をしていたのですが、シリーズAのフェーズになった段階で本格的に移転を検討し、契約まで2ヶ月という短期間だったため、上田さんは大変だったのではないかと思います。

 

引っ越しの際、弊社がエンジニアが作業しやすいように複雑なLANケーブルを引いていたので、その図面を作って移転先でも再現するのに時間がかかりました。衛星の位置情報を取り込むためにアンテナの引き込みが必要なのですが、その工事も問題なくできそうです。

今回の移転では、社員へのヒアリングや内見同行をしてもらったため、経営層だけでなく社員のニーズにも叶ったオフィス移転ができたと思います。

 

オフィスを移転した後について

オフィス移転後の変化

フリースペース

 

移転後、私たちの狙い通り社員のコミュニケーション活性化に繋がっていると思います。内装を上田さんに紹介いただいた株式会社ヴィスにご対応いただき、コミュニケーションが促されるスペースを意図的に確保したり、導線も考えた内装にすることができました。様々なサイズの会議室やフォンブース、オープンスペースを内装として入れました。

実際に、移転後に社員同士でフリースペースでランチをする姿を見かけることも多くなりました。

 

オフィスのお気に入りポイント

飾り棚 左:桐谷 氏 右:IPPO上田

 

エントランスから会議室に向かう際に目に入る位置にある飾り棚が気に入っています。社員が成果を出してくれたものをお客様に提示でき、その際にサービスの紹介もしながらご案内ができます。

また、執務スペースでは、1人ひとりのスペースが増えたこととオープンスペースとクローズドスペースができたことで働きやすさの向上にも繋がっています。今後、オープンスペースでコミュニケーションが炸裂することを期待しています。

 

オフィスを構える理由

オフィスの価値

会議室 桐谷 氏

 

ビジネスは日常会話に比べて複雑なので必然的に話す必要が出てきますし、会話のいろんなところにヒントが転がっているものだと思います。今日あるセレクションと明日のセレクションは違うかもしれないので、そのヒントをどう集めて整理するのかが大事です。そのためには会話をできる場所が必要で、その場所をオフィスが担うと思います。

 

弊社は特に複雑なビジネスを行っているため、そんじょそこらのオンラインで完結するようなコミュニケーションでは限界があります。しかし、オンラインのコミュニケーションが全てダメというわけではなく、イノベーションが必要ないものはオンラインのコミュニケーションでリモートでも仕事はできるのではないでしょうか。イノベーションが必要なビジネスはクリエイティビティの連続で、それはオフィスで起こるものだと思います。

 

また、週5日出社ではなくとも週2日でも出社してイノベーション創出のペースを上げることでビジネスの成長スピードにも影響します。もちろん社員がリモートでも仕事をしやすいようにモニターを購入したり投資もしますが、オフィスは働く以前に生産活動の半分を過ごす場所でもあるので、自宅よりもオフィスの方が生産性を上げられるように投資するのは会社の責任です。

 

オフィス移転を検討している方へのアドバイス

「失敗」にはいろいろな種類があると思いますが、オフィス移転に失敗すると本当に悲惨です。特にスタートアップ・ベンチャー企業は移転のペースが早いと言われていますが、それでも数年に一回のことになれるのには限界があるのではないでしょうか。お金を払えばいいオフィスになるわけではないですし、図面と実際の物件の状況が違うこともあります。

また、スタートアップ・ベンチャー企業を得意とした仲介会社やピンポイントなターゲットに向けたオフィスもあるので、それを知っているか知らないかでは移転後の変化が大きく変わると思います。

 

オフィス移転に失敗しないために仲介会社や内装業者などに相談をするのをおすすめします。実際に今回の移転では私が知らないこともあったので、様々な面でサポートいただきました。

 

ハイッテ編集部からの一言

同エリア内で拡張移転をしたLocationMind株式会社の桐谷氏、浅野氏にインタビューを行いました。ランチタイムでのインタビューで、実際に社員の方のコミュニケーションが活発に行われている様を見ることができました。オフィス移転によりコミュニケーションの活性化、引いては事業成長にもつながるかもしれません。

 

株式会社IPPO(イッポ)ではオフィス移転を単なる「引っ越し」ではなく、企業価値を高める「重要なプロジェクト」のひとつと考えています。

  • 人員の採用計画をどうするか
  • 企業ブランディングの向上をどのように行うか
  • 従業員エンゲージメントを向上させるには

株式会社IPPOはお客様の経営戦略や想いに寄り添い、将来の発展を第一に考える提案をおこなっております。

スタートアップ・ベンチャー企業のオフィス移転に強みを持ち、都心オフィス仲介実績1500件を誇る、オフィスマーケットを熟知した経験豊富なメンバーが、オフィス移転を円滑に進行するよう全力でサポートいたします。

オフィス移転チェックリスト 株式会社IPPO

営業担当者

シニアセールス
上田豊(ueda yutaka)
宅地建物取引士【東京都知事:第234599号】

九州情報大学卒業後、新卒で東証一部上場のアパートサブリース会社に入社。その後不動産仲介会社へ転職し、株式会社IPPO(イッポ)へ参画。不動産業界経験16年ならではの街、物件の知識量は社内NO.1。内装写真を見ただけでどのビルかわかるだけでなく、周辺環境にも詳しく、その知識量の多さは歩くGoogleMAPと呼ばれるほど。オーナーとの条件交渉が得意で、確実に決めてくれる安心感から、4年間で1社13件の成約を達成。オフィス移転以外も幅広く取引実績あり。

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